日々自堕落な飼育日記

東京都武蔵村山市のカメレオン販売店Crazy Genoのブログです。店主がマダガスカルに行ってカメレオン採取もしています。

ワイルドパンサーは本当に養殖個体より弱いのか?

うう~ここ2日ばかり酒が美味くないorz
いつもなら安ワイン飲むんだけど、ついに今日は飲める気分じゃないんでビールをちょこっと。

酒飲みにとって酒は健康のバロメーターだっ!!

健康じゃないと酒は美味くないのだぁぁぁぁーっ!!

美味しく飲む為に健康でいよう^^;

さて、4月入荷個体達もようやく落ち着いてきてくれた。

いや、もう今回は現地ですでに干からびていたからねぇ(遠い目)
んで下画像は北で捕獲した個体。
海外向けインスタグラムに画像を載せたら、ノシファリーと間違えられた。
いや、近からず遠からずなんだけどね。



地域で言えばアンバトが近いかなぁ。
アンビルベやアンバンザみたいに大雑把なくくりがない場所なんで説明し辛い。
捕獲した村の名前はあるんだけどね。
カリカリになっていたけど、最近ようやく太ってきた。
ちこっとコオロギを捕るのが下手なんで、プラケに入れてあげている。
今現在は爆食^^;
太ったらもっと発色してくれると思う。
(最近まで青味掛かった灰色のカメレオンだった^^;)
ここら辺の個体群は透明感のあるブルーが特徴。
今回はメスはいないけど、次のシーズンに探してくることもできます(かならず捕獲できるとは限らないんであしからず。それくらい稀少な産地です)


お次はサンババで捕獲した個体。
ここも乾季に入っていて、殆どの個体が脱水だった。



メスはもう既に産卵を終えて死亡している時期らしく、結局見つけられなかった(涙)
この個体は日本に来てから一度死に掛けている。
いや、捕獲時に瀕死だったからね。
今はコオロギ爆食☆
普段は深いグリーンで、感情の変化でオレンジになったりと忙しい。
サンババといっても、場所によって結構タイプが違う。

真っ赤なサンババもいるんだよね~。
ただ生息域が限られている上に数も少ないけど。

サンババ北部で捕獲したイレギュラー個体。
体調不良で販売停止していましたが再販売予定です。



ヤングサイズですが、日本に着いた時に少し状態崩して立ち上げ。
成長期にタイムラグ作ると怖い例だな。
体が伸びるのに栄養をゴソッと持っていかれる時期だったから、通常より状態を崩すのが早かった。
もうちょいしたら販売開始できると思う。

北とキャップエスト周辺は調査しまくったんで、次はサンババ周辺を調べてみたいなぁ。

ところで、最近お客様から良く頂く質問に

Q:ワイルドより養殖個体の方が丈夫ですよね?

A: えーと、どうかなぁ^^;

う~ん、ワイルドが弱かったら、うちの店に今カメレオンはいません^^;
というか、基本うちはワイルド屋なんで(・∀・;)
ワイルドパンサーだけで、当方には今70頭いる(今日数えた)
昨年入った個体も結構いるし(売れてないだけなんだけどorz)
まぁ確かに、入荷直後の個体は手間が掛かりますが、ここら辺はプロショップの仕事だからお客様には関係無い部分かな(カリカリパンサーを立ち上げるのが趣味な店主ww)

んでこっからは個人的意見なんだけど、ワイルド個体は生まれるのは深い土の中。
ここでまず一回目の淘汰に合うわけ。
深い土の中で生まれたベビーは自力で土を堀りあげ地表にでてくるのだと思う。
この時点で弱い個体は土の中で息絶えると考えられる。
飼育下だと床材の上に卵が並んでいるから、孵化したらそのまま歩きまわれるんで本来淘汰される個体も生き延びられる。

孵化した後も、自力でエサを探して歩き回るんだと思う。
それこそ1日中。
飼育下の個体みたいに、ほ~らご飯だよ~とコオロギを撒いてくれるわけじゃない。
餌がうまく見つけられなければ餓死するしかない。
だから必死に歩き回るんだと思う。

で、敵がいる。
マダガスカルでの彼等は食物連鎖上かなり上位にいるけど、ちっこい時は大型のヤモリや鳥類の格好のエサ。
成体になってもカラスやムクドリが天敵になるほどだから、常に警戒心を持って思考はフル稼働。

それにカメレオンってねぇ、全身筋肉だるまなんだよね^^;
ワイルドの持つ筋肉は美しい~~。

ワイルドの体型が綺麗なのは、生き抜くための筋肉がバランス良く全身を覆っているから。
そんなワイルドが私は好きだ!

挙句いきなり現地で捕獲されて、まったくの異空間で生活しなきゃいけないわけじゃん?
それに適応した個体が、本当に弱いのかな?

ワイルドは寄生虫が~と言われますが、だったら寄生虫を駆除すれば良いだけでは?

つか自分もブリードしているから思うんだが、産卵時に糞も一緒にくっ付いている卵もある。
休眠していた寄生虫の卵が、孵化したベビーの口に入らないとも限らない。
実際孵化してから新品水槽で飼育したスパイニーベビーに皮下線虫出てきたことあったし^^;

ちなみに外部からの仕入れはありませんが、パンサーの自家繁殖個体は当方にもいます(20頭)
んでそれが育成し易いかと問われれば、いや~ワイルドと変わらんよ。
弱い個体は死ぬし、調子を崩した時はワイルドの方がまだ治療し易いかなぁと。

ワイルドは何度か生死の分岐点を通過しているから底力が違うような気がする。

ちなみに私がマダガスカルへいかず、シッパーから直に送られてきたカメレオンの脱水やダメージは凄いですよ。
基本現地の捕り子さんは捕獲してからシッパーさんへ届けるまで一切面倒を見ない。
炎天下を移動しながら捕獲して、その間袋に入れたまま。
さらにシッパーに届けるまでの間も袋の中。
この時点でどんなに栄養状態が良くても、脱水だけはどうにもならない。
大体の個体が全治半月かなぁ。
それをどうするかが、ショップの仕事なんじゃないかな。

ちなみに私が捕獲して日本に送る個体は、捕獲時からケアして輸出直前までタナの家で細かく面倒を見ている。
その為にタナにカメレオンのストック施設を作った。
タイムラグは空輸の3日間のみ(寝ているからダメージが少ない)

ただ実際、フトアゴやレオパに比べれば飼育はコツがいるし、決してそれらに比べれば強くないですよ?
あーちなみに、私はフトアゴとレオパのブリーダーやってたんで、年間数百頭のベビーを孵化させてました^^;

ただ、そのコツが掴めれば、ワイルドカメレオンの飼育は難しく無いんじゃないかなっと。

まぁぶっちゃけ、私も失敗しまくっています。
ですがそれがお客様が飼育なさる時の糧になれば良いのではないかと、常に失敗原因を追究してますし実際殆どの失敗原因を理解しています。
(対処が追いついているかはまた別←駄目人間)

なもんで、ご質問の最終的な返答は

しっかりと立ち上げが出来ているワイルド個体は、養殖個体より弱いということはないんじゃないかと思う。
実際、初めて飼育した爬虫類がワイルドパンサーというお客様もいらっしゃいますし。
あくまで個人的意見っちゅーことで。

ここまで書いてなんなんだけど、パンサーだけで現ストック数90頭(ワイルドとブリード)
この他にスパイニーやウスタレ他もいるから、今うちには軽く130頭くらいのカメレオンがいるんだな。
ヤモリやカエルも入れると何百頭の生体がいるんだろう(・∀・;)

当店には世界中でうちだけにしかいないロカリティーの個体も多くいますんで、是非宜しくお願い致します^^

余談
私が一番飼育が難しいと思っているのは金魚とワイルドベタのマクロストマ。
特にマクロストマは、今再チャレンジしてもやれる自信がまったく無いorz
それに比べればパンサーの方が飼育し易いと思うよ(涙)

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テーマ:爬虫類 - ジャンル:ペット

  1. 2015/05/28(木) 02:39:19|
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東京都武蔵村山市にあるカメレオンメインの販売店Crazy Geno(クレージーゲノ)のブログです。マダガスカルまで店主がカメレオンの捕獲にも行ってます!渡航中には現地からの更新などもありますんで宜しく(・ω・)ノ

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