日々自堕落な飼育日記

東京都武蔵村山市のカメレオン販売店Crazy Genoのブログです。店主がマダガスカルに行ってカメレオン採取もしています。

マダガスカル紀行ノシベ編

やったぁぁ!
マダガスカル航空のバンコク=アンタナナリブ便が増便したぁぁ!!
今まではバンコクからだと火土だったが、木曜も出る。
逆もしかり、月金に水曜日追加。
嬉しいなぁ(涙)
これで向こうに戻るのも帰るのも幅が出きたっ!!

ちなみに次は輸出許可証待ち。
許可証出たらまた行くよっ!!

そんなこんなでマダガスカル紀行

マダガスカル最大の島、ノシベ。
ここには3回行っている。
北の島を回るためにはノシベが中継点になるんで一番多く滞在するんだよね。
2回目は南にも行ったんだが(ベルコッサス捕獲のため)、タナで生体渡してそのままパンサーカメレオン捕獲のために北にも行った。
なもんで今回ノシベからタナへ戻る時に、毎回滞在しているホテルの人から
「次はいつ来る予定?」と。
今年3月から3ヶ月に1回行ってるもんで、なんかもう定期便みたいになってるようだ(笑)

今回ノシベのパンサーを捕獲する為にチャーターしたレンタカーのドライバーが私のことを覚えていてくれて、鍛えぬいたパンサーカメレオンアイッ!をフルに発揮してくれた。
私の知っているポイントが全滅で、途方に暮れていたが彼のお陰でなんとか捕獲できた。
運転しながら道端のパンサーを意図も容易く見つけてしまうんだよ(汗)
前回頼んだ時はさほどカメレオンに興味が無かったと言っていたが、3ヶ月経ったその時にはカメレオンを見つけるプロフェッショナルになっていた!

彼には感謝してもし切れない。
(ちなみに彼は物凄いハンターだ。人間の女性の。甘いマスクと楽しい会話。スマートな口説きテクニック。大抵の若い子は彼に夢中になる。女性を口説く秘訣を知りたい方、ノシベに行った際には是非彼に教えを伝授してもらって下さい/笑)

ノシベのベストシーズンは3月だと思う。
サイクロンも落ち着き適度な雨が降るこの時期、島は潤い爬虫類も輝いている。
パンサーが一番状態が良いんだよね。
ちなみに6月になると雨も少なくなり、大型のパンサーは脱水で干乾びている個体も多い。
山間部のパンサーはそうでもなかったんだけどね^^;
やっぱ平地だと乾燥しちゃうからね。

んでノシベのパンサー達。
地域によって結構色彩が違う。

下画像は私が初めてノシベに来た時に(3月)、初めて見たノシベのパンサーだ。
あまりの蒼さに驚愕したのを覚えている。
ちなみに道路脇にいた(笑)
チャーターしたレンタカーのドライバーが、カメレオンを見に来たんだと説明したら見つけてくれた(走りながらも見つけるのが凄い。ちなみにそのまま港まで行って、ノシファリーに行ったんだよね)
ただ残念なことに、この蒼いパンサーがいた場所は今は伐採されて赤茶けた崖でしかなくなっている。



この個体は北西部のイランイラン畑にいた個体。
画像だと青いが、どちらかというと青味が強いエメラルドグリーン。
べったり系の色彩かな?
爬虫類で言うと、レオパのハイポみたいなイメージがある(3月撮影)



こっちは6月に同じ地域で見つけた個体。
この時は輸出許可証が出ていたんで、捕獲することは可能だったが余りにも痩せていたんでそのままにした。
もうこの時点で雨が少なかったんだよね。
なもんで大型個体は脱水しているものが多かった。



この個体は北東から北南中間の個体群。
赤いラインが顕著な個体が多かった。


これどこだっけ(汗)
忘れたけど、6月撮影だったから南側だと思う。



これは北南。
撮影した場所もしっかり判っている。
ノシベ空港までホテルの送迎車で同行したフランスの旅行会社のマダムが、何枚も写真撮っていた(ツアーの下見に来たのだとか。妙齢のとても綺麗なご婦人だったが、カメレオンを前に妙な踊りをする私に微笑んでくださった。マダム、ありがとう!だがしかし、日本人総てが私のような人間だと思わないでクダサイorz)



んでこれが今回の北東個体。
画像の個体は傷が多く採取しなかった。
開けた牧草地に点在する藪にいた個体なんだが、道路脇に一抱えほどの大きさの木を生活圏としていた。
それもトゲトゲのあるやつ。




樹木が伐採されて、どんどん開けて行くマダガスカル。
理由としては、生活のライフラインが未だ炭ってこと。
ガスなんて普及していないから、食事をする際には炭しかない。
だから木がドンドン伐採される。
伐採された後には牧草地。
マダガスカルでの富の象徴のひとつが牛をどれだけ飼育できるか。
沢山の牛を飼育できる人は金持ちと言われる(らしい)
木を切っても牧草地が広がるからそれはそれでいいじゃんと。

身を隠す場所が無くなった彼らの天敵は鳥類だ。
これはマダガスカルに住む爬虫類全般に言えることだ(シッパーのスタッフがそう言っていた)

そんな中でも彼らは逞しく環境に適応していて、上空からの敵から身を守る為に細かく茂りトゲのある木の中で生活する術を得たようだ。
ただそういった場所に住む以上、自身が傷付くこともある。
牧草地の個体はイランイラン畑を生活圏とする個体群とはまた違う苦労があるんだなぁと思った。

私が実際マダガスカルに行って驚いたのは、日本で想像していた自然豊かな場所ではないこと。
ノシベからタナに帰る夜行便の上空から見下ろした本土の所々で野焼きの炎が見えた。
それを見たスタッフが、これがマダガスカルの現状なんですと、ぽつりと呟いた声がなんともやるせなかった。

生体を扱うシッパーのスタッフだからこその言葉なのだろうが、だからといってこの地に暮らす以上、それがどうしようもないことだとわかっている。

マダガスカルの自然破壊があちこちで問題視されているが、もし本当にそれを危惧するなら、利益度外視してライフラインを提供しなきゃ無理なんじゃねぇの?と。
だってマダガスカルはマダガスカルに住む人たちのものだ。
彼らがその地をどうしようと、外野がどうこう言える筋合いじゃない。
実際にマダガスカルへ行った私はそう思う。

でももったいないよなぁと、ちこっと思うのは許して欲しい^^;

ただこれはまだ局部しか見ていない私の意見。
他の地域はもっと違うのかもしれない。
森が沢山あるのかもしれない。
来年以降になると思うが、東側のパンサー生息地を見に行きたいと思っている。




にほんブログ村 その他ペットブログ カメレオンへ


テーマ:爬虫類 - ジャンル:ペット

  1. 2012/10/26(金) 01:42:11|
  2. マダガスカル紀行
  3. | コメント:9
<<カメレオンってマダガスカルで忌み嫌われているの? | ホーム | ショッピングカート更新しました!>>

コメント

おはようございます!!御殿場の自適庵です。お世話になっております。もし、ノシベを再訪される機会がありましたら・・ブルーは勿論、魅力的ですが・・画像のようなグリーンに赤い雨?ドットの子がいたら、お願いします。(^O^)
  1. 2012/10/26(金) 07:38:20 |
  2. URL |
  3. 自適庵 #/kaenarw
  4. [ 編集]

現地のドライバーさん、とても頼りになりますね!

ノシベはワイルドでもこんなに青いのですね、凄い綺麗!

それにしてもマダガスカル環境問題は確かに難しいと思います。なんとかマダガスカルの自然を維持してもらいたいものです…しかし現地の方達はそうも言ってられないのが現状なのでしょうね…んー難しい…
  1. 2012/10/26(金) 11:44:48 |
  2. URL |
  3. てっちん #-
  4. [ 編集]

感謝感激!

35V1u997
俺みたいな3X歳ほーけい、どーてぃが
ま さ か こ ん な 形 で 幸 せ に な れ る と わ w
http://qhZQX5kW.ug.s-x.me/qhZQX5kW/
  1. 2012/10/26(金) 14:43:09 |
  2. URL |
  3. H茎 #zHCyBEeU
  4. [ 編集]

自己採取個体は産地だけでなく住処と一緒に画像を添付するといいかも。この個体はここに住んでいたとか周りの景色が一緒に写っていると飼育する環境整備の参考になるかもしれませんね。
全部が全部とは無理でしょうけど。。
  1. 2012/10/26(金) 15:39:24 |
  2. URL |
  3. むら #-
  4. [ 編集]

幾らライフラインを整備したところで、更に便利で快適な生活を求める為の経済活動に励むのが人間という動物の性ですから、自然破壊を食い止める手立てにはならないのが現実でしょうね。

経済的に恵まれたニュジーランドでさえ、上空から見れば国土一面が綺麗な緑ですが、その殆どは開墾された牧場や畑で原始の姿で残っている場所は保護区にしかありません。

不条理ですが、殆どのCalumma属が保護区のみに追いやられる一方、農園や二次林にも適応出来る幾つかのFurcifer属は、地域の経済活動が活発になれば庭先の生垣などに生活の場を移し、命脈を保って行けるのかもしれませんね。
  1. 2012/10/26(金) 21:04:30 |
  2. URL |
  3. キングコングニー #3EEQaIRM
  4. [ 編集]

Re: タイトルなし

こんにちは自適庵さん^^
ノシベは勿論また行きますよ!
グリーンに赤いドットだと、北南の平地ですね。
この辺だと、採取は来年にんなると思います(多分今頃から孵化なので^^;)
ご期待に沿えるように頑張ります(主に許可証を確保できるかどうか/涙)
  1. 2012/10/28(日) 02:26:59 |
  2. URL |
  3. 酔っ払い店主 #-
  4. [ 編集]

Re: タイトルなし


>キングコングニーさん。

確かに^^;
一時的な制御にはなるでしょうが、だったらもっと快適にしようとするのが人間。
今のところ生活に必要だからと木々を伐採していますが、その先はわかりませんね^^

パンサーは開拓された場所の方が住みやすいようです。
なぜなら、平地の牧草地帯の方がイナゴやバッタが多いからです。
寿命は短くなるかもですが、生存率は高くなるのではないのかなぁと。

ちなみにノシコンバは鬱蒼とした森林地帯ですが、生えているのは人に有益な木々ばかりでした。
(コーヒー・ジャックフルーツ・バナナ・その他)
現地の人が言うには、フランスの植民地時代に持ち込まれたものだそうです。
木々は変わっても森林は形成されているので、パンサーが住むには問題なさそうでしたが、昆虫類が少ないのか生息密度はかな~り低かったです^^;

ヒルヤモリやスキンク類は一杯いました。
  1. 2012/10/28(日) 04:06:14 |
  2. URL |
  3. 酔っ払い店主 #-
  4. [ 編集]

Re: Re: タイトルなし

>てっちんさん

ドライバーさん、3ヶ月の間に恐ろしく進化していました。
臨時でノシベを回ることになって(アンキフィーでパンサーがほかくできなかったので^^;)
すぐさまツアー会社に彼を指名したほどです。

青いパンサーは現地でも中々見つかりません。
あそこまで青いのはあの個体だけでした。

>マダガスカルの環境問題
これは本当に何とも言えなくて、それでも現状を目の当たりにすると複雑な心境です。
とはいえ、現地のパンサーはちゃっかり適応しているのを見ると、これもある意味自然の流れなのかなぁと^^;
  1. 2012/10/28(日) 04:08:39 |
  2. URL |
  3. 酔っ払い店主 #-
  4. [ 編集]

Re: Re: タイトルなし

>むらさん

実はipadで撮影するとGPSで撮影場所も表示されるんですが……現在アップルの地図がすごいことになっています^^;

ただ基本的には環境は一緒です。
違う点は長生きできるかどうかという(爆)

降雨量が違うだけですね。
北に行くほど降雨量が多少マシになるようです。
降雨=昆虫が生息できるかどうかと、水分補給ができるかどうか。
最高・最低気温はそんなに違いません^^;
湿度は変わりますが。

ノシベは島内を回るのに2時間もあれば十分です(ひたすら走れば)

でもちょっと秘密^^
  1. 2012/10/28(日) 04:10:42 |
  2. URL |
  3. 酔っ払い店主 #-
  4. [ 編集]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

酔っ払い店主

Author:酔っ払い店主
東京都武蔵村山市にあるカメレオンメインの販売店Crazy Geno(クレージーゲノ)のブログです。マダガスカルまで店主がカメレオンの捕獲にも行ってます!渡航中には現地からの更新などもありますんで宜しく(・ω・)ノ

最近の記事

最近のコメント

些細なつぶやき☆

カテゴリー

ブログランキング

にほんブログ村 その他ペットブログ 爬虫類へ

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

リンク

このブログをリンクに追加する

月別アーカイブ

ブログ内検索

RSSフィード